キャロットシード精油

ストーリー
ヨーロッパや北アメリカ、南西アジアに自生しています。
「ワイルドキャロット」と呼ばれたり、白い花がレースのように美しいので、「アン王女のレース」とも呼ばれます。
デトックスや、滋養強壮、スキンケアに用いられています。
特徴
一年草、または二年草で、茎はいくつも枝分かれし、1.5mまで成長します。
どことなく土の香りが感じられ、トップノートは甘く爽やかな香り。
時間が経過すると、重い感じの、少しスパイシーな土の香りに変わります。
基本データ
香りの系統:ハーバル系
精油名 | キャロットシード |
学名 | Daucus carota |
科名 | セリ科 |
抽出部位 | 種子 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
産地 | フランス、エジプト、インド |
主な成分 | カロトール(〜73%)、α-ピネン、ダウカ-4,8-ジエン、酢酸ゲラニルなど |
色 | 淡い黄色 |
ノート | ミドル |
香り | 土のような香り |
禁忌・注意 | 妊娠中、授乳中は控える |
パワーストーン | シトリン |
チャクラ | 第1チャクラ、2チャクラ |
キーワード | 浄化、滋養強壮、喜びの表現 |
※エッセンシャルオイルとは別に、オリーブ油やひまわり油に、根を漬けて作る「キャロットオイル」があるので、ご注意ください。
キャロットシードの効果効能

以下のことに効果があると言われています。
駆風(腸にたまったガスの排出を促す)、肝細胞再生、強肝、強壮、皮膚再生、浄化(肝臓と腎臓)、通経
皮膚への作用
乾燥やニキビ、老化肌を美肌へ。
肌のキメを整えるために使われていて、皮膚を活性化させる力が強い精油の1つです。
ストレスによる肌荒れ、くすみ、疲れた肌に最適とされます。
皮膚再生を促進するので、皮膚炎、かぶれ、小じわにも良いでしょう。
また、浄化作用に優れているためアトピー性皮膚炎、疥癬にも使用されます。
身体への作用
「カロトール」という成分が肝臓再生や腎臓の機能を高めるとされ、デトックス、滋養強壮に使用されるケースが多いです。
ヨーロッパでは、民間薬として中世から消化器系のトラブルに使用されてきました。
肝臓と腎臓の浄化、むくみを軽減したり、甲状腺機能の調整などに役立つと言われています。
心への作用
第1チャクラと第2チャクラに働きかけます。
ネガティブな感情を浄化し、グランディングを強化。
そして、安定感と自信を養いながら、喜びや楽しみを拡大させていくような精油です。
言いたいたいことが言えて、やりたいことを具体的な行動に移す力を感じられます。
「ワクワクするから、とにかくやってみよう!」と、前向きなエネルギーを感じられる精油でしょう。
キャロットシードの使い方
吸入・拡散、マッサージ、湿布、コスメ
ブレンドして合うオイル
スイートオレンジ、レモン、ローズマリー、ゼラニウム、ラベンダー、シダーウッド、ジュニパー、ベチバーなど
柑橘系全般と相性が良いです。
ブレンドすると薄まってフローラル調になります!
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参考文献
「アロマセラピー完全ガイド 」サルバトーレ・バタリア著
「アロマテラピー精油事典」 バーグ文子著
「AROMATIC ALCHEMY」 バーグ文子著