朝から頭が痛くて…
頭痛をやわらげるヨガのポーズありますか?
それは、お辛いですよね。今回は、おすすめのヨガポーズをご紹介するので、少しでも症状が緩和できると嬉しいです。
頭痛解消にヨガが効果的な理由
アメリカの研究では、緊張型頭痛(大半の頭痛がこのタイプ、精神的ストレスや、痛み、眼精疲労による刺激が原因)の患者にヨガが効果的だとわかっていますよ。
肩も首もコリコリで…楽になることを願います!
以下のような効果が期待できます。
- 肩や首の筋肉を始め、全身の緊張が緩む
- 血液の流れが良くする
- 深い呼吸で、新鮮な酸素が全身に届けられる
- ストレスがやわらげる
- 自律神経のバランスを整える
片頭痛にもヨガの効果がある?
血管が拡張することで、ズキンズキンと脈を打つように痛むのが、片頭痛の特徴。
こちらの研究では、ヨガが片頭痛を軽減するのに効果的であったことが示されています。
ただ、ヨガと片頭痛に関する研究は、信頼できるデータが少ないのが現状。
片頭痛に効果がある可能性はあるものの、はっきりと結論付けるのは難しいようです。
頭痛改善におすすめのヨガポーズ7つ
ヨガでは「やわらかくて、ゆったりと気持ちの良い呼吸」がとっても大切。
自分に優しく、そして、身体の声に耳を傾けてください。
もし、何か違和感を感じたり、痛みがある場合、無理に行うのはやめておきましょう。
(1) チャイルドポーズ(子供のポーズ)
肩と背中、背骨の緊張をゆるめて、頭への血流を増やすのに最適な方法です。
さらに、額を地面につけることで、片頭痛や頭痛を和らげることができる額のツボを活性化することができるとされます。
楽な姿勢を模索したら、どこにも力を入れず(無意識に首に力が入りやすいです)30秒ほど深呼吸を行ないましょう。
(2) 猫のポーズ
脳により多くの酸素が行き渡り、頭痛の痛みを和らげる効果が期待できます。
- 両手を肩幅に開いて、四つんばいになります
- いったん息を吐き、吸いながら背骨の一つひとつを反らせます
- 息を吐きながら、両手で床を押し、お腹をへこませ背中を丸めます
- 目線はおへそを見るようにして、3回繰り返しましょう
(3) 座位前屈のポーズ
背骨を伸ばして肩を開く、頭痛に関連する緊張を和らげる効果が期待できます。
背筋を伸ばして座ったら、息を吐きながら骨盤から上体を前に傾けていくのを意識します。
難しい人は、タオルやベルトを活用して、無理せずに行いましょう。
(4) 立位前屈のポーズ(足と手のポーズ)
首と背骨、すべての緊張を重力に任せて解放するポーズ。
前屈して腰の負担が強いと感じるときは、迷わず膝を曲げて、腰の負担を減らしましょう。
心地よい形が見つかったら、30秒ほど深呼吸します。
(5)ダウンドッグ(下向き犬のポーズ)
脳に新鮮な酸素を含んだ血液を届けられるポーズです。
- 両手両足をついて、腰を上げて全身を伸ばします
- 気持ちよく、脇が伸びるイメージで深呼吸します
- 足がつらい時は、膝を曲げて行っても大丈夫です
- 呼吸と合わせながら左右の踵を交互に下ろしましょう
肩に窮屈さを感じる場合は、左右の手の幅を広くしてみてください。
(6)足を壁にあげるポーズ
素早く血行を促進できるポーズです。
少し膝が曲がっても大丈夫なので、気持ちよく、呼吸が行える姿勢を意識しましょう。
- 壁ぎわに、左右どちらかの腰をつけて座ります
- おしりを壁に近づけましょう
- 仰向けになりながら、脚を壁に沿って上へ伸ばします
- 手を楽な位置において深呼吸しましょう
(7) シャヴァーサナ
すべてを手放して、全身を大地に委ねるポーズ。
疲労をとり、心のリラックスをもたらすとされています。
- 手の平は上に向け、体から少し離して、仰向けに横たわります
- 目を閉じて、ゆったりとした呼吸を5〜15分行いましょう
- そして、自分の身体のすみずみを見守り、力の入っている部分に気づきます
リラックスしようとか、呼吸を深めようなど、努力しなくてOKです。優しい意識で自分の身体を、ただ見守るのがポイントです。