マインドフルネス瞑想を一緒に始めよう!効果とやり方を解説します

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マインドフルネス瞑想とは?瞑想との違い

ルリ

マインドフルネス瞑想は、心と体を落ち着かせるために行う、メンタルトレーニングのことです。

マインドフルネス瞑想は、その名の通り、瞑想とマインドフルネスの実践を組み合わせたもの。

「今」に完全に集中している精神状態と定義され、思考、感情、感覚を判断せずに認め、受け入れることができるようになります。

カーリ

瞑想とマインドフルネス瞑想の違いは何ですか?

ルリ

大きく違うのは「目的」でしょう。

マインドフルネス瞑想瞑想
目的瞑想「後」の効果、利益
心を落ち着かせるトレーニング
医療行為
瞑想そのものが目的
脳を休ませる
悟り
ルリ

両方とも同じような効果がありますが、瞑想の場合は、結果的にそうなった。自分から取りに行ったわけではないのに、自然と効果がついてきます。

カーリー

なるほど!効果は似ているんだね。

瞑想は探求すること。目的地が決まっているわけではなく、一瞬一瞬が特別な場所という考え方です。

マインドフルネス瞑想の効果

  • 不安障害のある人に有効:不安やストレスが大幅に軽減されることがあります
  • うつの症状をやわらげる:うつ病の症状が軽減し、1ヶ月後にはさらに効果が現れたとの研究データも
  • ネガティブな思考にとらわれないようにするのに役立つ
  • 人間関係に良い効果がある:より良いコミュニケーションや人間関係の幸福度と結びついています
  • ストレス管理に効果的:日常的なストレスだけでなく病気など、より深刻なストレスにも役立つことが研究で明らかにされています
ルリ

マインドフルネス瞑想は、習慣化するとより効果を実感しやすくなります。

カーリー

う〜ん…毎日はできないかも

ルリ

絶対に毎日しなければならない訳ではないので、大丈夫!ほんの数分でも、やりたいと思った気持ちを大切に始めてみましょう。

週に3〜4回瞑想することで大きな効果が得られること、また、8週間定期的に瞑想すると、脳が変化することが研究で分かっています。

マインドフネス瞑想のやり方

STEP
静かな場所で快適に座る

座り方に決まりはなく、床に座っても、椅子に腰掛けてもOKです。ただ、深い呼吸ができるよう背筋が伸ばせる座り方にしましょう。また、着心地の良いゆったりとした服を着ると、リラックスして瞑想できます。

STEP
タイマーをセットする

必須ではありませんが、最初は5分程度の長さでセットしておくと、瞑想に集中しやすくなるのでお勧めです。慣れてきたら、10分、15分、20分と伸ばして、最終的に30分できると素晴らしいです。

STEP
呼吸に意識を向ける

呼吸に意識を向け、呼吸とともに空気が体内を出入りする感覚に意識を向けましょう。空気が鼻の穴に出入りする感覚、お腹が上下する感じ、息を吸ったときと吐いたときの空気の温度にも意識を向けます。

STEP
思考に気づく

何かを思い出したり、考えが浮かんできたりしたら、思考は通り過ぎる雲だとイメージしてみてください。良い悪いもありません。雲のように思考は変化して、流れていきます。無視したり抑えたりするのではなく、その思考を観察し、気づき、「呼吸」に意識を戻します。

ルリ

マインドフルネス瞑想のゴールは、思考を停止させることではありません。思考を「見守る」ことです。

カーリー

次々と雑念が湧いて…そんな自分を否定してしまいそうになる時はどうしたら良いですか?

ルリ

まず、思考に気づけた自分自身を褒めてあげてください。「よく気付いてる。すごい!じゃあ、また呼吸に戻ろうね」と優しく誘導すると、より深い瞑想が可能になります。

マインドフルネス瞑想を学ぶのは、独学でも十分可能ですが、特に健康上の理由から瞑想を実践したい場合には、信頼できる先生や講師のレッスンを検討してみても良いでしょう。

また、MeditopiaやCalmなどの瞑想アプリやYouTube動画を活用してもOK!

日常生活でマインドフルネスを実践するヒント

マインドフルネスは座って行う瞑想に限らず、日常のいたるところで実践可能です。

ルリ

あなたが普段行っている動作のひとつひとつに意識を向けると、十分、瞑想になります。

  • バスタイム:あれこれ考えず、リラックスしてバスタイムを楽しむことに集中します。
  • 歯磨き:歯ブラシが口の中に当たる感覚のひとつひとつを、丁寧に味わいいましょう。
  • 皿洗い:水が手に伝わる感触、泡の感じ、洗う時の音を味わいます。
  • 読書:心から読みたいと感じる本を選びます。そして、ゆっくりとしたペースで、自分の呼吸と文章を味わいながら読んでください。心が反応したフレーズを声に出して読んでみても良いでしょう。喉や口元、空気の流れに意識を向け、生み出す音を味わいます。
  • 料理:食材の感触や香りに意識を向けたり、食材がどのように混ざり合っているか、色に変化はあるかなど意識してみて下さい。料理をしている自分の動作を意識して、料理の世界に没頭させましょう。
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