ヘリクリサム(イモーテル)精油の効果効能・アロマセラピー精油事典

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ヘリクリサム(イモーテル)精油

ストーリー

一般的には、ヘリクリサム、イモーテルの名前で知られています。

ヘリクリサム「 Helichrysum」の名前は、「Helios(太陽)」と「chrysos(黄金)」の2つのギリシャ語を組み合わせたもの。

黄色い花は太陽の象徴です。

乾燥させても花の色や形が失われないため、永久の花を意味する「エバーラスティング」や「イモーテル」と呼ばれるようになりました。

ヘリクリサムは、枯れても何年でも再生する力強さを持っています。

ヨーロッパの伝統的なハーブ療法では、デトックス、呼吸器系、スキンケアなどに使用されます。

特徴

南フランス、イタリアなど地球界沿岸に自生する、高さ60cmほどの低木。

カレーパウダーの様な香りがする植物で、長く香ります。

ヘリクリサムは500種類ほどありますが、そのほとんどが精油を生成しません。

また、ヘリクリサムは皮膚の傷の治癒に効果があることが分かっています。

あまり良い香りとは言えませんが、打撲やあざ、治りにくい傷に対する効果を、一度体感すると手放せなくなる精油です。

基本データ

香りの系統:フローラル系

精油名ヘリクリサム(イモーテル)
学名Helichrysum italicum
Helichrysum angustifolium
科名キク科
抽出部位花の咲いた地上部分
抽出方法水蒸気蒸留法、溶剤抽出法
産地コルシカ(フランス)、イタリア、ボスニア、マケドニア、地中海地方
主な成分酢酸ネリル(〜40%)、クルクメン、リモネン、プロピオン酸ネリル、イタリジオンなど
ノートミドルノート
禁忌・注意妊娠中、授乳中、幼児、てんかん、キク科アレルギーの人は控える
支配星太陽
星座獅子座
パワーストーンパイライト
チャクラ第3チャクラ、第6(サードアイ)チャクラ
キーワードデトックス、抑圧された感情の解放
エネルギーの質芯の強さと寡黙、確信から生まれる静かな知恵・存在感
イメージヒーラー、神官、ヘーリオス(ギリシア神話の太陽神)

ヘリクリサム(イモーテル)の効果効能

以下のことに効果があると言われています。

抗炎症、鎮咳、鎮痛、抗菌、消毒・殺菌、胆汁分泌、瘢痕形成、去痰、利尿、強肝、粘膜溶解

皮膚への作用

打撲やあざ、治りにくい傷、ニキビ跡などに使用されることが多いです。

抗炎症作用に優れているので、炎症を起こしている組織を鎮静し、再生を早める効果が期待できます。

もう治らないと思っていた古い傷跡を、きれいにしてくれるとも言われています。

身体への作用

筋肉や関節に痛み、頭痛、偏頭痛に使用されます。

血液を浄化し、リンパの流れをサポートする作用があるので、あざの治療にも適しています。

また、粘膜溶解、去痰作用があるため、鼻の炎症、咳にも役立ちます。

心への作用

子供の頃に人の優しさや愛情をあまり感じられなかった人や、

心がワクワクしたり、楽しいと感じることが少なくなっているのを感じている人に最適です。

大地とのつながりを思い出し、自分に感謝したくなってきたり、肯定的な感情が芽生えるのをサポートします。

「内なる豊かさ」の方に、静かにフォーカスしていくエネルギーが宿っています。

ヘリクリサム(イモーテル)の使い方

吸入・拡散、マッサージ、湿布、コスメ

ブレンドして合うオイル

カモミール、ゼラニウム、ティーツリー、ベチバー、パチュリ、パルマローザ、ベルガモット、マンダリン、メリッサ、ラベンダー、ローズマリーなど

ブレンドの例

しわに:ヘリクリサム、メリッサ、パチュリ
保湿に:ヘリクリサム、ゼラニウム、ベチバー
打撲やあざに:ヘリクリサム、ゼラニウム、ラベンダー

ヘリクリサム(イモーテル)の精油を初めて購入するとしたら、お値段が高めので『生活の木』がオススメです。

カレーの匂いって大丈夫かな?と気になると思いますので、

少量(1mlとか3ml)で試せるのが嬉しいです!

参考文献

「アロマセラピー完全ガイド 」サルバトーレ・バタリア著
「アロマテラピー精油事典」 バーグ文子著
「AROMATIC ALCHEMY」 バーグ文子著

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