精油(エッセンシャルオイル)希釈濃度の目安
安全に精油を使用するためには、用途や使う人に合わせて希釈濃度を変える必要があります。
イギリスやオーストラリアのアロマテラピーでは、大人のボディ用であれば2.5%で希釈する場合が多いです。
ただ、日本アロマ環境協会によると、日本では1%が推奨されています。
特に皮膚の薄い顔は低濃度を心がけてください
ヒリヒリしてきたらすぐに石鹸や洗顔料を使い、大量の水で洗い流しましょう!
- 大人のボディ用…1%
- 顔用、妊婦、子供、年配、体力の弱い方…0.5%以下
精油(エッセンシャルオイル)希釈濃度一覧
精油をキャリアオイル、精製水、エタノールなどの基材に希釈する際の濃度と滴数の一覧です。小数点以下は切り捨てて計算してあります。
精油ボトルの穴の大きさによって違いがありますが、ほとんどの場合
- 精油1滴=0.05ml
- 約20滴で1ml
と計算することが多いです。
1%を簡単に計算したいとき
キャリアオイルの量(ml)÷5をしてみてください。
20mlなら…20÷5=4滴 となります。
2.5%を簡単に計算したいとき
キャリアオイルの量(ml)を半分にします。
10mlなら…10÷2=5滴になります。
精油を購入するときに注意したいこと
- 100%天然のオイルを使用すること
- 学名や、原産地(製造元・輸入元)が書いてある物を選ぶ
- なるべく小さなボトルで買う
- オイルの効能、禁忌等を確認ください
アロマテラピーでは精油の質が効果に現れます。
オイルは劣化しないように、開封したら柑橘系は半年〜1年、それ以外は2〜3年以内で使用するようにしてください。
取り扱いも大事なので、できれば《アロマテラピー専門店の精油》を使うことをオススメします。
お近くにショップがなかったり、安価だけど良質精油を探している場合は、アロマテラピー専門メーカーの【フレーバーライフ】がオススメです。
知名度はあまりないかもしれませんが、プロが利用する業務用として愛用されていますから、安心してご利用いただけます。
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キャリアオイルはどんなものが良い?
キャリアオイルの中でも、精油を希釈するのに良いのはホホバオイル
すべての肌タイプに使えますし、酸化しにくく、持ちが良いのが特徴です。
他に、使いやすいオイルは
- スイートアーモンド…乾燥&荒れた肌に
- アプリコットカーネル…気合を入れた肌のお手入れに!
- マカダミアナッツ…若々しいハリのある肌のお手入れに♪
ホホバ
人の皮膚の油によく似た成分が含まれています。
ホホバオイルに多く含まれるビタミンEの別名は、若返りのビタミンだったりします。
お肌の土台づくりやトラブル改善の効果が注目されていて、皮膚をなめらかに整えてくれます。
スイートアーモンド
使いやすく、アロマトリートメントのプロから最も支持される、定番のオイルです。
美肌に良いとされるオレンイン酸が豊富で、特に乾燥肌や荒れた肌に効果的とされています。
値段も安めなので、日常的なお肌のお手入れに◎
アプリコットカーネル
こちらも美肌に良いとされるオレイン酸が豊富に含まれています。
特に、老化肌、乾燥肌、敏感肌、炎症肌に◎
浸透力に優れていて、潤い補給してくれたり、皮膚を柔らかくしてくれる効果が期待できる。
気合を入れたお肌のお手入れにおすすめのオイルです。
マカダミアナッツ
若い人の肌に含まれるパルミトレイン酸を含んでいます。
赤ちゃんがピークで、徐々に減少していく…
皮膚にハリを与え、若々しい肌の状態を保つための成分です。
軽い使い心地で、フェイシャルエステに使われることも多いオイルです。
その他の注意点
アロマセラピーは医療ではありません。使用する精油によっては、禁忌があるものもございます。妊娠中の方やお子様、持病をお持ちの方などは十分に気をつける、また、医師や経験を積んだ専門家に相談することをお勧めいたします。ここに掲載されている内容は、できる限り正確な情報提供を心がけておりますが、精油の効果効能、心身の不調改善、正確性や安全性を保証するものではありません。このサイトは責任を負いかねますので、自己責任にてご使用をお願いいたします。