
CBDオイルってどんな効果がありますか?夜になっても仕事のことが頭から離れなくて困ってます…たまにはグッスリ眠りたい。



とっても分かります。仕事や将来のことなど考えると、不安で眠れなくなりますよね…
- 「CBD商品が気になっている」
- 「自分に合ったCBD商品の選び方を参考にするための記事を探している」
この記事では、上記のような人たちに、おすすめのCBD商品と選び方をご紹介します。
世界中で注目されるCBD。コーヒーやグミ、化粧品、ペット用品にいたるまで、CBDが含まれた商品はあらゆる場所で販売されていますね。
あなたにとって、丁度良いCBDの量と製品が分かれば、今よりもっと毎日を楽しめるようになったり、仕事に前向きに取り組めて、今後のキャリアにもプラスになるはず。
ぜひ、自分に合う商品に出会っていただけると、うれしいです!
CBDとは?


- CBDとはCannabidiol(カンナビジオール)の略
- CBDにまつわる商品は数百種類以上ある
- CBDの成分は麻の茎や種子から抽出される
- 日本では合法
- 副作用はほとんどない
- 鎮痛、ストレス、強い不安の解消目的での使用が多い
カンナビジオール(CBD)って何?


CBDは、大麻の茎や種子から抽出される成分の1つです。
大麻には約100種類のカンナビノイド成分が存在しているといわれ、その主な成分としてカンナビジオール(CBD)が知られています。
CBDは身体の調整機能をサポートするので、痛み、ストレス、不安、不眠、てんかん、アトピー、ニキビ、肌荒れなどへの作用が期待されています。
大麻と聞くと悪いイメージが強いと思いますが、葉や茎の部分からは麻繊維が、実の部分からは油が取れ、芯の部分は建築材料に使えます。
種は食べることができて「七味唐辛子」の中に入っているのカリッとした食感のものは、大麻の種だったりします。
戦前までの日本では、大麻の栽培、所持、使用を禁止する法律は存在しなかったので、自由に大麻を栽培していました。



へぇ〜!意外と身近なところにあったんですね。



天皇陛下が即位する際に身につける衣装も大麻から作られていますよ。
CBDは合法?
CBDは合法です!
日本の大麻取締法一条には、「大麻の成熟した茎・種子およびその製品を大麻の定義から除くこと」が書かれています。
そのため、茎や種子から抽出されるCBDは、法的に大麻ではないという扱いになり、合法的に流通できます。
ただし、海外でCBD製品を購入して国内に持ち込むのは(海外のショッピングサイトで購入するのも)危険なのでやめましょう。花、穂、葉、根が含まれている場合、規制対象となる可能性があるからです。
ハイになったりしない?
CBDでハイ状態(気分の高揚)になることはありませんが、大麻の中でもTHC(テトラヒドロカンナビノール)と呼ばれる成分に精神作用があるとされています。
「CBD」と「THC」の違いは以下です。
CBD(カンナビジオール) | THC(テトラヒドロカンナビノール) |
---|---|
・茎や種子から抽出される成分 | ・花、穂、葉、根から抽出される成分 |
・リラックス作用がある | ・幻覚など精神作用を示す |
・ハイにならない | ・ハイになる |
・中毒性なし | ・中毒性がある |
・合法 | ・非合法 |
CBDには、リラックス効果がありますが、ハイになることはありません。
CBDに期待されている効果


- 不安やストレス、緊張の緩和
- 眠れない、熟睡できないときに
- 腰痛や関節痛などの痛みの緩和
- 皮膚のトラブル改善に
それでは、信頼できる研究結果なども含めて、CBDの効果を1つずつ説明していきます!
(1)不安やストレス


CBDは、「不安障害」の治療に役立つ可能性があることが分かっています。
不安や恐怖は自分を守るための生理的な反応で、誰でも感じるものですが、不安が過剰になって日常生活に差し障りが出たときに「不安障害」と呼びます。
- 不安やストレス、緊張の緩和
- 行動が変わる
- 自分に対する否定的な評価が変わった
たとえば、電車に乗ると動悸がして、行きたい場所に着く前に降りてしまったり、人前で話そうとすると緊張しすぎて気分が悪くなったりします。
2011年の研究では、極度のあがり症(社交不安障害)24名と、そうでない12名を対象に、CBD600mgもしくはプラセボ(コーン油)を摂取してからスピーチをしてもらいました。
研究で分かったこと
- CBDを摂取したグループは偽薬を摂取したグループと比べて、人前で話すことの不安や不快感が大幅に軽減した
- 人前で話す際の否定的な自己評価が、CBDによってほぼ解消された
また、2015年にNeurotherapeuticsに掲載された研究では、CBDが
- 全般不安症(GAD)
- パニック障害
- 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
- 強迫性障害
などの治療に役立つ可能性があることを伝えています。



日々の仕事や人間関係にまつわる不安やストレスに対しても、CBDの効果が期待できるはずです。実際に使ってみて、コミュニケーション能力が上がったと感じている人もいます。
(2)痛みの緩和
CBDの塗り薬はクリームやバーム、ロールオンなど、手軽に肌に塗れるタイプの色んな商品が登場しています。
2022年にForbesが行った調査では
アメリカでは成人の60%がCBD製品を試したことがあり、主にストレスの軽減(62%)、痛みの緩和(60%)、睡眠の質の改善(58%)、不安の緩和(51%)などに使用されています。
痛みに対して使用している人は2番目に多い!
肌に塗ると、慢性疼痛(数ヶ月以上続く痛み)や関節痛が軽減したなどの、報告もあります。
2019年の研究で、CBDは特に神経の痛みに対して効果を発揮し、身体の痛みと炎症をやわらげる可能性があると分かっています。
(3)睡眠障害


CBDを使用してから、寝つきが良くなったり、グッスリ朝まで眠れるようになったという報告は多いです。
まだ大規模な調査は行われていませんが、2016年にはPTSD(心的外傷後ストレス障害)による不安を伴う不眠に対して効果があったと報告されています。
ただ、一方で、逆に目が覚めて眠れなくなったという声も。
少量のCBDは覚醒を促すとの報告もあるので(仕事の時は良いですが)ので、使用の目的に合わせた適切な量を摂取する必要があります。
(4)肌への効果
CBDには、ニキビや湿疹、アトピー、疥癬などに対しての効果が期待されています。
「ニキビ跡」や「色素沈着」が消失したり、皮膚の保湿や弾力性が著しく改善したとの報告も。
CBDは美容分野でも注目されていて、アンチエイジング(しわ、くすみ、キメなど)、発毛の調整(育毛)の可能性があります。
ただ、新しい分野ですので、まだ信頼できるデータが出ていない状態ですが、これから幅広い疾患や症状に対しての効果が期待されています。
(5)その他
WHOが発表している、治療効果の可能性がある病気は以下です。
アルツハイマー病、パーキンソン病、多発性硬化症、ハンチントン病、抑うつ、がん、吐き気、感染症、炎症性腸疾患とクローン病、心血管疾患、糖尿病合併症など
ただし、治療薬とCBDオイルとの間に、薬物相互作用が起こる可能性があります。内服薬がある方、持病がある方は、使用する前に、必ず、医師に相談しましょう。
CBDの副作用


WHO(世界保健機関)2017年の発表
CBD は、良好な安全なプロフィールをもち、一般的に良好な忍容性(許容性)がある。報告された副
作用は、 CBD と患者の既存の処方薬との間の薬物相互作用の結果であるかもしれない。
つまり、一般的に良好な忍容性(許容性)があるとは、副作用がでない、または、あったとしても軽いことを表しています。
CBDの副作用には、消化器症状(下痢、食欲不振)、倦怠感、傾眠、貧血、不眠、皮疹、体重減少などがあります。
これまでに、命に関わるような重篤な副作用は報告されていません。
ただ、眠気を感じることがあるので、摂取後の車の運転には気をつける必要があります。
また、妊娠中や授乳中の方は安全性が確認されていないのでCBDの使用は控えた方が良いでしょう。
あなたに合ったCBD摂取方法は?


CBD商品には以下のような種類があります。
- CBDオイル
- 食べ物(グミやチョコレートなど)
- カプセル
- 蒸気(吸入)
- クリームや軟膏
- スプレー
それぞれ、効果が出始めるまでの時間や、持続時間、吸収率に違いに違いがあります。
製品の種類 | 効果が現れるまで | 持続時間 | 吸収率 |
---|---|---|---|
吸入 | 2〜15分 | 2〜4時間 | 17〜44% |
食品(グミやチョコレート) カプセル CBDオイル(すぐ飲み込む場合) | 30〜90分 | 6〜8時間 | 6〜15% |
CBDオイル(舌下吸収) スプレー キャンディー | 15〜30分 | 2〜4時間 | 6〜20% |
パッチ、ジェル クリーム、軟膏、ロールオン | 15〜30分 | 4(ジェル)〜 8(パッチ)時間+ | 〜90% |
CBDオイルは、そのまま飲み込んでしまわず、舌下投与(舌の下に数分ためておく)でCBDの吸収率が上がり、効果をより早く感じることができます。
その他に、CBDオイルはコーヒーや料理に入れたり(CBDの味が気にならなくなります)、肌に塗ったり、幅広い使い方が可能です。
どのタイプのCBD摂取方法を選ぶ?


あなたに合ったCBDの摂取量は?
「少なく始めてゆっくり増やす」が鉄則です。



多く摂取した方が、効果が高まるんじゃないの?



ほとんどの研究で、低用量のCBDは不安症状の一部を改善しますが、高用量ではほとんど効果がなかったと報告されています。
使用するときは、少量から始めて、効果をみながら少しずつ増やしていくのが良いでしょう。
自分にとって、適切な量を見つけることが大事です。
どんな種類のCBD製品をどのくらい摂取したかと、身体や感じ方の変化をメモしておくと、適量を知るのに役立ちます。
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安全なCBD商品を選ぶポイント3つ


あなたの大切な身体に取り入れるものですから、安全に使用できる商品かどうか見極めるのも忘れてはいけないでしょう。
ここでは、高品質のCBD商品の見分け方のポイント3つをご紹介します。
(1)THCフリー?製造方法で選ぶ
CBDは製造方法の違いで①フルスペクトラム②ブロードスペクトラム③アイソレートの3種類があります。
日本国内で安全に使用できるは「CBDアイソレート」と「ブロードスペクトラム」です。
フルスペクトラムは欧米で人気ですが、THC(テトラヒドロカンナビノール)が含まれているので、日本での使用は認められていません。
CBDアイソレートは、CBD以外に何も含まれていない純粋なCBDです。
ブロードスペクトラムは、THCの成分のみを除去したもの。CBD以外にも、テルペン類やその他の有効成分(フラボノイド、アルデヒド、ケトン、脂肪酸、ミネラル、タンパク質など)が含まれています。
CBDアイソレートよりも、ブロードスペクタルの方が効果が高いと考えられています。これは、さまざまな成分の相乗効果が期待できるためです。
(2)オーガニック栽培
CBDの主な原料となるヘンプは、土壌の中の成分(重金属や農薬、細菌など)を植物の体内に蓄積する性質があります。
わずかな量のCBDを抽出するためには、大量の原料が必要です。
オーガニック栽培ではないヘンプから抽出されたCBDは、有害物質によって汚染されている可能性があります。
たとえ少量であっても、長期的に摂取することで健康を損なう可能性がありますから、安全な製品を求めるなら、オーガニックの製品を選択する方が良いでしょう。
(3)第三者機関のテスト済み
CBDの市場では、自社製品を第三者機関にテストしてもらうのがスタンダードになっています。
オランダで行われたCBDオイル成分調査では、16の商品中9商品がラベルに表示されているCBDの量が含まれていませんでいた。
また、ヘンプや大麻草に、殺虫剤や殺菌剤が使われることがあります。「繊維」を作るための大規模な農場で作られたヘンプは、人や動物の口に入ることを想定していません。
人体に害になる成分が入っていないかを確認するためにも、第三者機関によるテスト済みかどうかを必ず確認しましょう。
まとめ
- 「CBDアイソレート」か「ブロードスペクトラム」を選ぶ
- 一般的に効果が高いのは「ブロードスペクトラム」
- オーガニックで、第三者期間テスト済みか確認する
おすすめのCBDメーカーと商品


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参考文献
「カンナビジオール(CBD)事前審査報告書」世界保健機関(WHO)
Cannabidiol as a Potential Treatment for Anxiety Disorders Blessing EM, Steenkamp MM, Manzanares J, Marmar CR. Neurotherapeutics. 2015
Cannabidiol Reduces the Anxiety Induced by Simulated Public Speaking in Treatment-Naïve Social Phobia Patients Mateus M Bergamaschi,Regina Helena Costa Queiroz, Marcos Hortes Nisihara Chagas, et al. Neuropsychopharmacology. 2011
A therapeutic effect of cbd-enriched ointment in inflammatory skin diseases and cutaneous scars B. Palmieri, C. Laurino, M. Vadalà. 2019
Therapeutic Potential of Cannabidiol (CBD) for Skin Health and Disorders Sudhir M Baswan, Allison E Klosner, Kelly Glynn,et al.2020
お医者さんがする大麻とCBDの話 正高佑著
CBDのすべて: 健康とウェルビーイングのための医療大麻ガイド