CBDは更年期症状に効果がある?コントロールできないイライラや痛みが辛い

パールちゃん

実は、母との関係に困っています…2年くらい前から母がイライラしやすくなり、喧嘩が絶えなくなりました。CBDは更年期症状にも効果がありますか?

  • 「更年期症状にCBDが効くのか知りたい」
  • 「更年期症状にCBDを試してみたい!」
  • 「実際にCBDを使っている人のレビューが気になる」

この記事では、上記のような人たちに、更年期のどのような症状にCBDの効果が期待できるのか?お伝えしていきます。

「ホルモン補充療法」は大変優れた治療法です。ただ、何らかの理由で行えない方、より自然な治療を望む方へ、CBDも1つの選択肢になり得るはずです。

ルリ

女性はよく自分のことについて、後回しにしがちだと思います。お母様も、ここで一息ついて、本当によく頑張ってきた自分自身をいたわる「ターニングポイント」となりますように。

Contents

更年期とはどんな時期?

更年期はいつのこと?

「更年期」とは、閉経を挟んだ前後約10年間のことを指します。

50歳くらいで閉経を迎える方が多いので、一般的に45歳~55歳の約10年間を「更年期」と呼びます。(ただ、個人差があるので40代前半で始まる方も)

更年期には、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が減少し、自律神経のバランスが崩れるので、心身の不調が起こりやすくなります。

更年期のさまざまな症状

更年期症状は軽い人もいれば重い人もいます。

症状が重く、日常生活に影響を及ぼすようなときは「更年期障害」と呼ばれます。

代表的な更年期症状は、以下です。

  • ほてり
  • のぼせ
  • 発汗
  • 動悸
  • 頭痛
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 関節痛
  • 肌の乾燥や痒み
  • 疲れやすい
  • 気分の落ち込み
  • イライラ
  • 不眠

また、男性の更年期症状の場合も、40歳以降に男性ホルモンの減少によって女性の更年期と似た症状があります。

CBDは更年期症状に効果がある?

CBDは更年期症状の中でも、気分の落ち込み、睡眠障害、骨粗鬆症、体温調節、頭痛、関節痛などの痛みへの効果が期待されています。

CBDは本当にさまざまな病気や症状に対して、効果が期待されているのですが、その理由は「カンナビノイド受容体」にあります。

CBDは、カンナビノイド受容体(CB1受容体とCB2受容体)に間接的に作用し、体に影響を与えます。

外部からのストレス(肉体・感情・心理的な)を受けたときに体内のバランスを取り戻し、健康状態を調整するシステムにCBDが関係しています。

※エンドカンナビノイド・システム(ECS)と呼ばれます。

カンナビノイド受容体がある場所は?

ブルーがCB1受容体、ピンクがCB2受容体の場所です。

ご覧の通り、男女の生殖器系全体にカンナビノイド受容体があり、更年期にもろくなりやすい骨にも作用しています。

そのため、更年期症状を緩和する効果が期待できると考えられています。

ルリ

ここからは、具体的にどうのような症状に効果があるのか?掘り下げてきましょう。

気分の変化、落ち込み

国籍の違う女性たちが楽しそうに笑い合う姿

感情、不安、記憶にまつわるストレス、恐れの感覚はどれも、CBDが作用している、エンドカンナビノイド・システム(ECS)の影響を受けます。

2015年にNeurotherapeuticsに掲載された研究では、CBDが

  • 全般不安症(GAD)
  • パニック障害
  • 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
  • 強迫性障害

などの治療に役立つ可能性があることを伝えています。

CBDはストレス(肉体・感情・心理的な)を受けたときに、体内のバランスを取り戻し、健康状態を調整するシステムに利用されます。

更年期のメンタル的な不調に関しても、日常の不安やストレス、緊張の緩和などに役立つ可能性はあるでしょう。

睡眠障害

更年期の女性の多くが、のぼせや発汗、動悸、不安などがきっかけとなり、深く眠れていないと言われています。

日本人の平均的な睡眠時間は7時間程度ですが、健康な人でも年齢とともに中途覚醒や早朝覚醒が増えてきます。

ただ、睡眠時間は長ければ良いと言うものではなく

「よく眠れた!」と満足度が高くて、日中に不調が出現しなければ、たとえ3時間でも問題ない人もいます。

逆に10時間寝ても、寝足りない人もいて様々です。

CBDを実際に使用した人で、よく眠れるようになったと言う方は多いですが、CBDと睡眠に関する研究はまだ始まったばかり、はっきりとしたデータは出ていません。

ルリ

今のところ、CBDで不安が和らぎ、リラックスしたことで睡眠の質が上がるのではないかと考えられています。

▶︎ CBDと良い睡眠に関してはこちらの記事をご覧ください。

骨密度の低下

骨の強度や、密度の調整を行うカンナビノイド受容体に、CBDが関与しています。

エストロゲンの量が減ると、骨粗鬆症になったり、骨折しやすくなります。

動物を対象にした2008年の研究で、CBDが骨密度の低下に関わっている可能性があることが分かりました。

ただ、人では実証されていないので、更年期に関する骨密度の低下を改善できるかどうか、まだ分からない状態です。

閉経後の骨粗鬆症の患者数は、大変増えています

たとえば、60代後半になってからサプリや食事、運動で骨のケアするよりも、気付いた時から、元気で長生きするためのちょっとした習慣を、未来の自分のためにつくっておきたいです。

今日の小さな積み重ねで、未来は全然違ったものになるはず!

CBDは合法?

CBDは合法です。

日本国内で流通しているCBDなら基本的に、ハイになる成分は除去されています。

日本の大麻取締法一条には、「大麻の成熟した茎・種子およびその製品を大麻の定義から除くこと」が書かれています。

そのため、茎や種子から抽出されるCBDは、法的に大麻ではないという扱いになり、合法的に流通できます。

ただし、海外でCBD製品を購入して国内に持ち込むのは(海外のショッピングサイトで購入するのも)危険なのでやめましょう。花、穂、葉、根が含まれている場合、規制対象となる可能性があるからです。

これからご紹介するのも、厚生労働省の認可と公正な輸入許可を得て日本国内で販売を行なっている製品です。

安心してご購入いただける製品のみ、また私自身、実際に使用した商品を選んでいます。

CBDを使用するとき注意したいこと

CBDの副作用には、消化器症状(下痢、食欲不振)、倦怠感、傾眠、貧血、不眠、皮疹、体重減少などがあります。

WHO(世界保健機関)2017年の発表によると

副作用がでない、または、あったとしても軽いです。これまでに、命に関わるような重篤な副作用は報告されていません。

ただし、眠くなることがあるので、運転する前に摂取しないこと、そして、薬の飲み合わせがありますから、内服薬がある方や持病がある方は、使用する前に、必ず、医師に相談しましょう。

更年期症状におすすめなCBD製品

初回摂取量の目安が知りたい方はこちらから

▷あなたに合ったCBD摂取量を計算する

実際に使ってみた方のレビュー

CBDグミ

毎日、夕食後に食べてます。 母は、肩凝りが緩和して痛みがなくなったのと頭痛が以前よりなくなり痛み止めを飲まなくてよくなったと喜んでいます。 グミだと食べやすいので家族みんなで食べています。

CBDクリーム

慢性的な痛みと不眠のある母親の為に購入しました。完全に痛みが取れるわけではないですがクリームを塗った後は楽になるようです。

40%CBDオイル

寝る前に摂取すると、翌日の倦怠感や寝起きの不快感がありません。 続けていくことで、他の面でも良い影響が出てくる期待をしています。

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更年期症状で医療機関を受診する目安は?

更年期は様々な変化が起こるので、何が正常で何が異常かを判断するのは難しいことがあります。

更年期症状だと思っていても、何か他の病気が隠れている場合もあります。

ルリ

以下に当てはまる方は、ぜひ一度診察を受けてみてください。

  • 日常生活に支障が出ている(仕事に行けないなど)
  • 急な体重増加や減少、めまいがある
  • 不安が大きくなっていると気付いたら

相談できる場所について

一般的には婦人科を受診しますが、分娩やがんの手術を専門とする病院では、更年期障害に関しては積極的に取り組んでいない場合もあります。

更年期に理解の深い専門医が診察してくれる「更年期外来」や「女性外来」を受診すると、じっくりと話を聞いてくれることが多いです。

ルリ

これを機に、無理なく通えて、長く付き合っていける主治医を見つけると良いでしょう。定期的に受診すれば、今後起こりがちな病気の早期発見にもつながります。

更年期症状に詳しい専門医・専門資格者は以下のサイトから検索できます。

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参考文献

A Simple Guide to the Endocannabinoid System,Alan Carter, Pharm.D.,healthline. 2019
Targeting Cannabinoid Receptors: Current Status and Prospects of Natural Products,Dongchen An, Steve Peigneur, Louise Antonia Hendrickx, and Jan Tytgat,International Journal of Molecular Sciences. 2020
Cannabidiol as a Potential Treatment for Anxiety Disorders Blessing EM, Steenkamp MM, Manzanares J, Marmar CR. Neurotherapeutics. 2015
「カンナビジオール(CBD)事前審査報告書」世界保健機関(WHO)
お医者さんがする大麻とCBDの話 正高佑志著
CBDのすべて:健康とウェルビーイングのための医療大麻ガイド

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